歴代コナン映画お勧めランキングと、ネタバレをあまり気にせずに感想も書いていきます。順位は個人的な主観と同時に、コナン初心者の方でも楽しめるお勧め度も意識して付けています!
- ランキング!(お勧め順位)
- 映画の押しポイント・感想・順位の根拠
- 時計じかけの摩天楼(1997)
- 14番目の標的(ターゲット)(1998)
- 世紀末の魔術師(1999)
- 瞳の中の暗殺者(2000)
- 天国へのカウントダウン(2001)
- ベイカー街(ストリート)の亡霊(2002)
- 迷宮の十字路(クロスロード)(2003)
- 銀翼の奇術師(マジシャン)(2004)
- 水平線上の陰謀(ストラテジー)(2005)
- 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)(2006)
- 紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)(2007)
- 戦慄の楽譜(フルスコア)(2008)
- 漆黒の追跡者(チェイサー)(2009)
- 天空の難破船(ロストシップ)(2010)
- 沈黙の15分(クォーター)(2011)
- 11人目のストライカー(2012)
- 絶海の探偵(プライベートアイ)(2013)
- 異次元の狙撃手(スナイパー)(2014)
- 業火の向日葵(2015)
- 純黒の悪夢(ナイトメア)(2016)
- から紅の恋歌(ラブレター)(2017)
- ゼロの執行人(2018)
- 紺青の拳(フィスト)(2019)
- 緋色の弾丸(2021)
- ハロウィンの花嫁(2022)
- 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023)
- 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024)
- 締め
ランキング!(お勧め順位)
1位:紺青の拳(フィスト)(2019)
2位:天国へのカウントダウン(2001)
3位:瞳の中の暗殺者(2000)
4位:11人目のストライカー(2012)※Jリーグファンなら
5位:黒鉄の魚影(サブマリン)(2023)
6位:から紅の恋歌(ラブレター)(2017)
7位:世紀末の魔術師(1999)
8位:純黒の悪夢(ナイトメア)(2016)
9位:水平線上の陰謀(ストラテジー)(2005)
10位:14番目の標的(ターゲット)(1998)
11位:ハロウィンの花嫁(2022)
12位:戦慄の楽譜(フルスコア)(2008)
13位:100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024)
14位:時計じかけの摩天楼(1997)
15位:漆黒の追跡者(チェイサー)(2009)
16位:探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)(2006)
17位:沈黙の15分(クォーター)(2011)
18位:迷宮の十字路(クロスロード)(2003)
19位:異次元の狙撃手(スナイパー)(2014)
20位:ゼロの執行人(2018)
21位:銀翼の奇術師(マジシャン)(2004)
22位:天空の難破船(ロストシップ)(2010)
23位:業火の向日葵(2015)
24位:緋色の弾丸(2021)
25位:絶海の探偵(プライベートアイ)(2013)
26位:ベイカー街(ストリート)の亡霊(2002)
27位:紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)(2007)
映画の押しポイント・感想・順位の根拠
それではここからは映画公開順に、それぞれの映画の個人的推しポイントやお勧め度などを発表していきます!「自分の好きな映画がランキング低い!!なんで!?」とか思った方!!是非最後まで読んで行ってください!ランキングが高い映画も低い映画も理由をきっちり書いてあります!
それでも納得できなかった方!コメントください!待ってます! では見ていきましょう!
時計じかけの摩天楼(1997)
お勧め度 :★★★★
ストーリー:★★★
ギャグ :★★★★
動機 :★★★★
通称:とけまて
コナン史上初の映画作品。ついでに白鳥警部の初登場作品でもあります。あれだけの主要キャラの1人が映画で初登場とは意外すぎる。。。いわゆる逆輸入ってやつですね。そして今作ではおっちゃんに犯人の疑いをかけられる可哀想な役目。
あと、白鳥さんは建築物が好きらしいです。けっこう意外な趣味でギャップが可愛い(?)。
犯人のテロの動機は、今までに建てた自分の建築作品で気に入らなかったものを爆破したかったというもの。最初の映画から中々ぶっ飛んだ動機でしたね。絶対に左右対称じゃないと嫌だったようです。建築の設計の仕事を請け負ったものの、色々な大人の事情でシンメトリーであることを断念して建築した中途半端な自分の作品を全て破壊するのが製作者としての責任だそうです。大層な信念をお持ちなようで。でもこういうこだわりがあるからこそ建築家として成功したのかなとも思います(映画の内容と全く関係無し)。
最期のクライマックスシーンで蘭が赤いコードを切るか!?ってところで赤じゃなくて青い方を切ったのは私の中ではかなり好きです。
『だって、、、赤い糸は新一と、つながってるかもしれないでしょ』
最初の映画が一番蘭姉ちゃんのヒロイン力が高くて驚きでした。昔は蘭もヒロインとしてそこそこ人気があったと聞いていたのですが、この映画を観た後だと少し納得です。
14番目の標的(ターゲット)(1998)
お勧め度 :★★★★
ストーリー:★★★★
ギャグ :★★★★
動機 :★★★★★
通称:じゅよタゲ
個人的にはけっこう推したい作品。特にクライマックスのシーンの新一の映像や演出はこの時代のアニメ映画として考えれば力入ってるなと思いました。
ストーリーも、新一の「1」から目暮十三の「13」までをトランプと絡ませて話を組んでいる辺りは上手いなと思いました。
動機の欄を★5にしていますが、私も自分のプライドである職や特技などをバカにされたらキレると思うので、意外と犯人に共感してしまいました。(実際にあそこまでの行動力があるのは見習えないけどね!)
世紀末の魔術師(1999)
お勧め度 :★★★★★
ストーリー:★★★★★
ギャグ :★★★★★
動機 :★★
通称:せきまじゅ
これも個人的には推したい作品です。特にストーリーがコナン映画にしてはしっかりと映画らしい出来だったと思う。
※個人的なコナン映画に対する1つのイメージなのですが、少し映画らしさに掛けるなと思います。アニメ映画と言えば、やっぱり “冒険!” って感じのものを私はイメージしてしまうのでしょうね。コナンの映画はどこか普段のアニメの時と似たような雰囲気を感じてしまうものが多いです。
インペリアル・イースター・エッグの謎が、お城という非日常な舞台と連動して解き明かされていく流れなど、映画感があって良かったです。あと、エッグ制作の意図などが普通に良い話なのが良かった。
めちゃくちゃ個人的な視点ですが、大阪の街並みを序盤にけっこう描いてくれてたのもポイント高いです。笑
(海遊館も薄っすら登場!)
また、作品外での評価になりますが、公開された年が1999年なのもポイントが高いです。まさにこのタイミングでしか世に出せない作品名、そして「世紀末の魔術師」というゴロの良さ。この辺りは芸術点が高いですね。しっかりと本筋のストーリーと「世紀末」が絡んできます。
動機を★2にした理由ですが、先祖がラスプーチンで、先祖をバカにされたからだったからです。え、そんな理由で人殺せますか??💧僕にはその部分は共感できませんでした。
クライマックスのシーンではコナンくんが蝶ネクタイ型変声機を使って色んな登場人物の声で犯人を追い詰めるシーンはなかなか良い演出しているなと感心しました。カッコいいですね。
一番好きなギャグシーンですが、やはりコナンが博士に頼んでおいた対スコーピオン戦用特注防弾眼鏡でしょうか。弾くにしても衝撃凄くて首が捥(も)げそうですね。笑
あと鈴木財閥のご令嬢の園子が男に奢らせようとするのおもろいですね。絶対君の方が金持ってるやん!笑
ちなみに園子と服部は今作で初めてご対面した模様。
ED は B’z の『ONE』。曲だけのかっこよさなら個人的にはコナン映画史上No.1です!B’zと言えばやっぱりバラードですね~。また、映画ではカットされてますが、FULLで聞くと歌詞に聞きなれない「ジプシー」という単語が出てきます。この方↓のことですか?
今では「ジプシー」という単語は、蔑称的な意味合いもあるようで、使われないみたいです。まさに世紀末にしか聞けない曲という雰囲気がこの単語からも溢れ出ていてエモさが上がりますね。
瞳の中の暗殺者(2000)
お勧め度 :★★★★★★
ストーリー:★★★★★★
ギャグ :★★★
動機 :★★★★
爆発力 :★★★★★
通称:ひとあん
ヒロインの記憶喪失ものですね。それだけ聞くと、全然面白く無さそうだなという印象だったのですが作品を見終わればそのイメージも一変して、凄く良い作品でした。これまた個人的に激推しの作品になります。
ストーリーを高評価にした理由は、蘭の過去の記憶と、記憶を取り戻すまでの話の流れがスムーズで且つラストシーンがロマンチックだったからです。犯人が傘から出した腕とピストルで佐藤刑事を撃ったシーンと噴水広場での水のカーテンとそこから出ている腕とピストルのシーンの一致で記憶を取り戻す蘭。それも、新一とデートで行った想ひ出の場所でというのが、ありきたりではありますがやはり王道。良いですね!!!
「おめぇのことが好きだからだよ!この地球上の誰よりも」
こんなに歯の浮くようなくだらい台詞を言ってしまう、おませさんなコナンくんが見れるのは今作だけ!笑
犯人の動機を★4にしていますが、これも14番目のターゲットの時と少し似ていて、犯人の手首をわざと傷つけて外科医の仕事をできなくされたなど、なかなかに卑劣で心身ともに大きく傷つけるような内容だったため、個人的に納得だなというイメージでした。
また、犯人の声優は井上和彦さんで、凄くイケボなので推せます。ちなみに彼は白鳥警部の2代目の声優でもあります。次の劇場版作品である天国へのカウントダウンでは既に白鳥警部役として声優をしています。
天国へのカウントダウン(2001)
お勧め度 :★★★★★★
ストーリー:★★★★★
ギャグ :★★★★
動機 :★★★★★★
爆発力 :★★★★★★
通称:てんカウ
まず初めに注意事項ですが、この作品には『時計じかけの摩天楼』の話や、灰原哀がコナンたちと仲良くなる根幹の部分の話が関係して来ているため、『時計じかけの摩天楼』やその他いくつかの映画を観てから観た方が楽しめると思います。
間違いなく少年探偵団が劇場版コナン史上一番活躍した映画になっており、あれだけの活躍をしたからこそ灰原は歩美ちゃんと光彦と元太のことをいつも本気で心配し面倒見てあげてるんだなということが納得できるラストです。少年探偵団はしんちゃんの春日部防衛隊と比べると活躍機会が少ないことが多いですが、今作に関して言うと彼らと肩を並べることができるカッコよさと活躍です。
蘭と園子の関係もそうですが、お互いがお互いを本気で思い遣る背景にはしっかりと理由があるんですね。みんな命を守り守られという瀬戸際の助け合いをしてきています。
そして劇場版では初の黒ずくめの組織絡みの映画にもこちらなっております。この頃はまだジンさんも仕事ができる人という認識で話が作られていたようです。灰原も↓のように言っていますし。同じことを10年後も言えるのかどうか見ものですね。今では彼にはおっちょこ要素が多すぎて、元太の「おちょこはおっちょこちょいのことじゃねぇか?」で真っ先に思い浮かんだのは小五郎のおっちゃんじゃなくて私はジンさんでした。
犯人の動機は、「富士山を遮られたから」コナン映画史上最もインパクトがあり、犯行に及ぶのも当然の動機です。私も富士山を見れるようにと丘に自宅を購入してたったの3年で遮られたらキレる自信があります。おちょこを割ったり、富士山の絵画を死体で割ったりして怒りを表現しているのも芸術家感があっていいですね。かなり好きな犯人の1人です。
ベイカー街(ストリート)の亡霊(2002)
お勧め度 :★
ストーリー:★★
設定 :★★★★★★
ギャグ :★
動機 :★
通称:ベイスト
コナン映画と言えばやはりこれ、「ベイカーストリート」でしょう。「どのコナン映画が一番好き?」と子供の頃(2000年代初頭)にこの映画を観たことがある方全員に聞いて回ったら、この作品が1位になることでしょう。で、それがどうしてこんなに私の評価が低いんですか?という話。
まず、この作品が当時の感覚で高評価だった理由ですが、やはり電脳空間に閉じ込められるネタをあの時代にやったことでしょう。時代におけるエポックメイキングとしての評価です。
この電脳空間ネタは国内では95年の攻殻機動隊ゴースト・イン・ザ・シェルに始まり、99年のマトリックスによって大きく広まり、02年あたりのドットハックやベイカーストリートに繋がり、SAOなんかに派生していくわけです。(ってこの辺の事情に詳しい方に教えてもらいました。)
今では既にかなり擦られたネタであり、この要素だけで「面白い」と思えるような時代ではないでしょう。そしてこの映画、電脳空間ネタ以外の要素が普通におもんないです。
当時はゲーム内で生きるか死ぬかを争うといった話は新鮮味がありました。だから私も子供の頃はこの映画が一番好きでした。
『世紀末の魔術師(1999)』のところでも話ましたが、アニメ映画と言えば “冒険” です。この作品が今までのコナン映画の中では一番 “冒険” 感があったので、子供は楽しめる作品となっているでしょう。だから今30代辺りの人ら(当時10歳くらい)に一番好きなコナン映画は?と質問すると「ベイカーストリート」と返答がくるわけですね。
ストーリーやギャグなどの評価が軒並み低い理由ですが、私の考えでは、この作品はノアズアークの説明に時間を使いすぎたのが良くなかったかなと思います。ゲームの説明やゲーム内世界の説明に時間を使いすぎてしまったせいでコナン映画の魅力であるストーリーの出来の良さやギャグシーンの数や質を落としていました。犯人の動機についても、「ジャック・ザ・リッパーの子孫だと知られたから」などと割と意味不明なものになっており、全体的に子供向けの作品だなと今見直してみると感じてしまいました。
一応良い点も挙げると、新一パパが活躍する唯一の映画なので、新一パパのファンには外せない作品となっていることでしょう。
また、元太たちが消えていくシーンとかはかなり有名ですし、コナン映画と言えばまずこれのイメージの方が多そうなので見といて損はしないかなと思います!
どうでもいいけど、あのゲーム発表会に参加してノアズアークに子供を閉じ込められてたお偉いさん方、最期まで残った諸星くんと諸星家にあり得ないくらいの借りを作ってしまいましたよね。ノアズアークは日本のリセットを目論んでいたのに、まだまだコネに抗えない時代は続くかもしれないです。ちなみに諸星パパは警視副総監です。コナン映画に登場する警察関係者で悪く描かれたのはこの方が最初で最後かな?と思います。劇場版初期に登場したゲストキャラの警察関係者では唯一再登場していないらしいです。笑
迷宮の十字路(クロスロード)(2003)
お勧め度 :★★★★
ストーリー:★★★★
ギャグ :★★★
動機 :★★★
通称:めいクロ
服部平治が京都で活躍する回です。やはりコナン映画はストーリーが良いですね。今作だと平次の初恋の相手が和葉だったことや、真相にたどり着くまでの京都の街での話の流れが違和感なくスムーズに流れていて良かったと思いました。特に平次と和葉のやりとりは、今作が女性の方にも人気がある理由の1つだと思われます。
また、新一や平次が犯人とガチンコで戦闘するシーンもカッコよかったので、そこに興味がある方にはかなりお勧めの作品ですね。
まぁ全体的には地味な話と言えば地味な話なので、あんまり犯人周りのことについては覚えてなくて書くことが少ないですね。(おい✋
なんたら流を残したいとか、なんかそんな理由で盗賊団の同胞をバッサバッサと切り殺していった犯人の行動は中々ヤバイ奴で笑ってしまいました。
あと、地図の謎解きについてですが、京都在住の方なら割と分かりそうな感じしませんでしたか?京都に長く住んでる方にこの辺、聞いてみたいところです。
銀翼の奇術師(マジシャン)(2004)
お勧め度 :★★★
ストーリー:★★
ギャグ :★★★★★
動機 :★★★
通称:ぎんマジ
今作、基本的に飛行機を着陸させることに重きをおいたストーリーとなっていて、全体的に見るとけっこうあっさりした話にはなっていました。まぁこういう話も悪くないなという気分で観れました。
ギャグがけっこう面白かった印象です。新一に変装して堂々と登場するキッドやおっちゃんの顔芸、パトカーの綺麗すぎる配置……笑
ちゃんと決め台詞もあります。
ギャグ色が強く、気軽に観れる映画だなと思いました!
水平線上の陰謀(ストラテジー)(2005)
お勧め度 :★★★★
ストーリー:★★
ギャグ :★★★★
動機 :★★
爆発力 :★★★★★
通称:すいスト
話は最初から最後まで船の上という少し珍しい話になります。タイタニックよりも船の上の話率が高いですね。なんせ100%海の上なので。
ストーリーと犯人の動機は至ってシンプルでした。ですが声優に山寺さんを起用していたり、おっちゃんの活躍具合がコナン映画史上でも一番かなという勢いもあって、コナン映画好きなら観るべき映画です。
個人的には山寺さんの「録音データでアリバイ作り」に対してコナンが「そんなシンプルなトリックなのはモヤモヤするぜ」みたいなことを言ってるのが面白かったです。いっつも意味不明な成り立つわけがないようなトリックで話を進めて来てる癖に何を今更w
ちなみに今作でも、「シンプルすぎるトリックはおかしいぜ」と言いながら、社長の奥さんを殺害したと山寺さんに思わせるトリックはあまりにも「?」となってしまうので、録音データのトリックに突っ込むならそっちにも突っ込んでくれとツッコミを入れて楽しめました。
でも実際、録音データ周りのトリックは私も気に入っています。山寺さんが録音したデータを聞くだけでアリバイ成立というトリックがしっかりと確立されていたこと、コナン君の証拠品偽造による山寺さんへの吹っ掛け。どっちも好きで私にしては珍しくトリックの面に関心した映画でもありました。
探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)(2006)
お勧め度 :★★★★
ストーリー:★★★★
ギャグ :★★★★
動機 :★★★
通称:たんレク
コナンが毛利のおっちゃんと序盤は一緒に行動したり、おっちゃんはおっちゃんで別行動で事件を途中から独自で調べていたりと少し独特なストーリー展開を持っていたのが良かったです。また、蘭が巻き込まれていることもあり、おっちゃんの本気も見れてそれも良かったです。そこそこ良い情報を仕入れることに成功していました。
おっちゃん以外にも平次や怪盗キッドとも行動を共にする作品なので、色んなキャラと行動するコナンが見れるので評価が高いです。(キッドは変装してるのでキッド感ないですが)
犯人は割と意味不明、と言うか真実を伝えたら伝えたで、「そんなはずはない!」とゴネだして「なんだこいつ……」という感想が強かったです。でも、最後の秘密の質問で、「一番好きな人は?」の答えが自分の名前だったのは好きです。私も自分が一番好きなので共感できました。(ナルシストじゃないヨ!)
この作品で一番好きなギャグシーンは、平次の「軸足要らんかったら蹴れるやろ!」です。重症を負ったコナンくんに対しても限界を越えた要求をする服部……。友情があるからこそ成せるシーンでしたね😤
紺碧の棺(ジョリー・ロジャー)(2007)
お勧め度 :★
ストーリー:★
ギャグ :★★
動機 :★
通称:こんジョリ
この映画は……!!!
流石にコナン映画史上一番面白くなかった説ありますねぇ!!(そうは言っても楽しめはします)映画館にお金を払って観に行ったらちょっとガッカリしそうな内容ではあるかな?って感じ。
まずストーリーや犯人の動機とかがなんかショボいです。宝探しゲームを毛利探偵にやらせて宝の在りかを見つけてもらおうというもの。そして、その宝は実はトレジャーハンターや犯人が求めているようなものではなかったというような内容。僕はワンピース好きなんで、この展開(お宝の内容が金銀財宝ではなかった)は好きですが、如何せん登場人物に覇気が全く無くてサメの方が目立ってた感。
この映画の良いところは、蘭姉ちゃんが全映画中一番園子のことを必死に守っていたとこです。こんなカッコいい女の子の親友が居たら、そりゃ園子が京極さんみたいな蘭を超える強い人にときめくのは当然だわなと思ったりしました。
戦慄の楽譜(フルスコア)(2008)
お勧め度 :★★★★
ストーリー:★★★★
ギャグ :★★★★★
動機 :★★★★
通称:せんフル
他に類を見ない音楽堂での事件。歴史に残る名曲と組み合わせて話が展開されるシーンなんかもあるので、見たことがある人なら印象に残っているシーンも多いのではないでしょうか。ボートの上から発声して電話をかけるシーンなんかもう意味不明すぎて忘れられない気がします。笑
私はこの映画のギャグシーンが結構好きで、特に灰原の「私 子供じゃないから」が最高ですね。僕もコナンくんと一緒に「おいおい💧」ってツッコミ入れてしまいました。
あとはおっちゃんの、「ベートーヴェンそっくりな髪型してる人はベートーヴェンマニアなはずである」という推理もなかなか……。
そして犯人は被害妄想が凄まじく、勝手に自分の存在を蔑ろにされてると感じて爆弾で音楽堂の爆破とスタッフや客を全員巻き込んでやろうとするヤバイ人でした。これも面白かったです。全部人のせいにするのか……。
ラストシーンでヴァイオリンでアメイジング・グレイスを弾くコナンくん。自分の正体を本気で隠そうとしている奴の取る行動とは到底思えない。(笑)でも曲が良いのでそんなツッコミは置いといて自分は割と感動してました。
漆黒の追跡者(チェイサー)(2009)
お勧め度 :★★★★
ストーリー:★★★
ギャグ :★★★★★
動機 :★★
通称:しっチェイ
黒ずくめの組織との激しいバトルが劇場版で初めて描かれたのがこの作品になります。ジンやベルモットなど組織のメンバーが好きな人は楽しめるでしょう。一応ですが、ヘッポコ刑事の山村ミサオの出番が一番長いのもこの映画になります。(他には11人目のストライカーで少し登場するだけ)
ジンは、ミスをしたりスパイの疑いのある組織のメンバーにすぐDVをして殺したりすることで有名ですが、今作ではかなりおっちょこなミスをして佐藤刑事に組織の存在を勘繰られるハメに。
また博士お得意のギャグでカブトムシの「V」がSOSサインでることに気付くシーンも他作品では見られない活躍シーンで好きです。その後少年探偵団がみんなビートルズを知らなくて落ち込むシーンも面白い。
犯人の動機とかは結構適当で、そっちの事件よりも黒ずくめの組織との対決をメインで描いた作品でした。
今作で初めて、コナンくんの正体に辿り着きその情報を組織に流そうとした黒ずくめメンバーのアイリッシュさん。彼が「コナンくんの正体を知ったら大人の事情で消される」流れを作った最初の人物でした。キュラソーそして、ピンガさん、、、彼の後を追う人物は絶えません。
アイリッシュとの戦闘シーンでは蘭姉ちゃんの有名な台詞、「京極さんみたいにライフルは無理だけど拳銃なら避けることできる」が聞けます。
天空の難破船(ロストシップ)(2010)
お勧め度 :★★★
ストーリー:★★
ギャグ :★★★★
動機 :★★
通称:てんロス
仏像盗んで海外に裏ルートで流せば足がつかないってなんやねん。国宝の仏像流した方が足つくだろ!!
今作はバイオテロに見せかけたトリックで犯人グループが奈良にある国宝の仏像を盗み出そうとする話です。我々コロナショックを経験した若者たちにとっては飛行船乗船客たちの気持ちが分かると同時に、「そんな大袈裟なw」と思ってしまうようなシーンもある作品。
おっちゃんが酒飲んだ後にテロに飛行船をジャックされても一生眠っててクソおもろいんですけど、ちゃんと睡眠薬飲まされたからって話が後で発覚して安心しました。
一番の見どころはキッドが飛行船から落とされたコナンくんを瞬時に助けに行くところだと思います。あと勝手に怪盗キッドだと疑いをかけられる新一くんも不憫で笑えました。
沈黙の15分(クォーター)(2011)
お勧め度 :★★★★
ストーリー:★★
ギャグ :★★★★
動機 :★★★★★★
通称:ちんクォ
あんなしょうもなさそうなキャラが豪快に罪を重ねていくこと、なかなか無いですよね。10億強盗殺人→ひき逃げ→殺人未遂→トンネル&地下鉄爆破→殺人→ダム破壊&村の水害による破壊ですか?バケモン過ぎ!笑
あとは灰原の↓のシーンも良いですねぇ!!
犯人の見た目の割に豪快な犯行を繰り返すところくらいしか見どころが無いと言えば無い作品なので、あんまり期待せずに観ることをお勧めします!!!笑
11人目のストライカー(2012)
お勧め度 :★★★★★★(★★)
ストーリー:★★
ギャグ :★★★★★★
動機 :★★★
爆発力 :★★★★★★
通称:じゅいスト
コナン映画の中でもダントツ級に「おもしろくない」と評価をうけがちな今作、本当のお勧め度は★★くらい。私はJリーグが好きだから楽しめました。ただ、知らない人からすると遠藤保仁選手の棒読みはなかなか見苦しいものがあるなと思います。物語終盤の超重要シーンでも彼の台詞が少し重要だったり、「遠藤選手のフリーキックなら!!」とか言い出したりであの棒読み演技がなかなか雰囲気をぶち壊す結果に。まぁサッカーファン的にはそれもまたこの作品の推しポイントなのですが、、、
キング・カズの声優の演技が遠藤と比べるとかなり良くて、余計に棒読み感凄いなと思いました。大先輩が上手くやってるんだから遠藤ももうちょい頑張って!!笑
もういっそのことコテコテの関西弁で良かったような。。。
あとはJリーグで選ばれたストライカーたちが全員ゴールポストをシュートで叩いていくシーンなども、サッカーを普段からみてる人からすると凄すぎて観てて楽しいです。ドキドキとワクワクがいっぱい。サッカー選手とJリーグアゲが凄まじい内容になっており、Jリーグファンとしては嬉しい内容の映画でした。
ちなみに、今作はコナンくんと灰原の “好き” が結構押し出されてて、彼らが子供みたいに喜んだり拗ねたりを本気でしているのを観れて、こういう部分は他の映画には無い良さだと思います。コナンくんがサッカー好きなのはみんな知ってると思うんですけど、実は灰原もビッグ大阪の比護隆佑というサッカー選手のファンなんですよね。それ絡みで子供みたいな反応を二人がしているのが観れるのは今作だけです!
EDはいきものがかりの『ハルウタ』で、私の大好きなJリーグ関連の映像を流しまくるのでかなりテンションがあがりました。平成を代表するアーティストの1つであるいきものがかりさんの曲とJリーグ映像の”ハーモニー”によってエモさ漂う素晴らしい完成度の高さを誇るEDとなっています。
色々な要素が詰め込まれている必見の一作ですね。(お勧め度:★★)
絶海の探偵(プライベートアイ)(2013)
お勧め度 :★★
ストーリー:★★
ギャグ :★★★★
動機 :★
通称:ぜっプラ
あの国ってどの国だよ!!!ロシアからは右目を打ち抜く連続殺人犯だったり、爆弾魔が日本に来たりしてるのに、あの国は伏せられるのか。まぁ国防絡みの話なのでしょうがないですか。
あの国のスパイのXの動機は置いといて、死体操作に混乱をもたらした犯人(?)の動機は割とクソです。あったことを全て正直に話していれば何の罪にもなっていなかったのに。。。
あと、今作は自衛隊周りの組織的な繋がりの解説シーンや、ややこしい情報の遮断シーンが多いので、「コナン映画にそんなマジな感じのは求めてない!!」とお勧め度を低めにさせていただきました。その辺の長い説明シーンの多さによるテンポの悪さはベイストに少し似てるところがあります。
一番の見どころは蘭姉ちゃんとあの国のスパイとの戦闘シーンでしょうか。その場に落ちているロープを巧みに使って闘い蘭姉ちゃんに勝利するスパイの人には驚かされました。
最後のギャグも凄く良かったです。今作何回も出てきたおっちゃんの金ぴか名刺があんな形で役に立つとは!!!名刺はただのギャグ用のアイテムで、てっきり光彦の電波時計だけで蘭は助かるかなと思っていたのであの展開には胸高鳴りました。あのバカな名刺で娘を助けてるのおもろいし、蘭がガチで溺死しそうだった一部始終を麻酔銃で眠らされて全く知らずに映画を終えたおっちゃんも面白すぎます。(可哀想でもありますが笑)
あと、めちゃくちゃどうでもいいんですけどおっちゃんの名刺のフォントが少し好きです。笑
異次元の狙撃手(スナイパー)(2014)
お勧め度 :★★★★
ストーリー:★★★★
ギャグ :★★★★
動機 :★★★★
通称:いじスナ
タイトル通り、異次元のスナイパーが出てきます。赤井さん好きからすると、タイトルの割には思ったよりも彼の出番が少なくて物足りないかも?でも犯人の異次元さは現実的に考えるとなかなかのものがあるので、観ていてハラハラして楽しめました。
今作の犯人のスナイプの異次元さは、2024年7月13日のトランプ氏の狙撃事件と比較して考えても明らかでしょう。トランプ氏が狙撃された事件では、犯人のスナイプ位置はトランプ氏から約100m離れていたところだったようです。たしか作中の犯人の1発目のスナイプは距離500m以上だったような💧アリエン上手すぎクソワロタァ!
ストーリーもギャグもバランス良く楽しめたと思います。観たことない人は是非とも見てください。(ほぼ全てのコナン映画に対してお勧め判定出してる気がしますが💧)
業火の向日葵(2015)
お勧め度 :★★
ストーリー:★★
ギャグ :★★★
動機 :★
通称:ごうひま
不評なことで有名な今作ですが、たしかに微妙なシーンは多かったなと感じました。コナン映画あるあるではあるのですが、最期の最期に事件の全貌が掴める為、観てる最中はどうして怪盗キッドがそんなことをしたのか?と、そういう部分がスッキリせずに話が進むことが多かったのが少し微妙かなと。あまり彼らしくない行動が目立った作品な気がしたので、観てる最中はモヤります。
あと、兄貴を殺してしまった人も、2番目と5番目のひまわりを破壊しようとした人も、後付け感が強く「ふ~ん」という感想になってしまいました。ゴッホに詳しい人ならこの辺も意外と楽しめるのかもしれないですが(Jリーグファンの私が「11人目のストライカー」を楽しめたように)。
ここまで文句を言ってきましたが、最後のキッドとチャーリー警部の会話は好きです。
「あんたのこと、勘違いしてたぜ。チャーリー警部」
「それはお互い様だ」
キッドのとこの執事と今作のおばあちゃんがまさかの関係性。そういうロマンチックな話に弱いので、映画を観終わったあとはけっこう気分が良い映画でした。
純黒の悪夢(ナイトメア)(2016)
お勧め度 :★★★★★
ストーリー:★★★
ギャグ :★★★★★★
爆発力 :★★★★★
通称:じゅんナイ
「観覧車を2輪にする意味なくね?」
いきなりツッコミを入れさせてくれる今作にも感謝。世界初の2輪観覧車が今作には出てきます。その観覧車は、「片側の車輪の観覧車に乗ると片方の景色が、反対側に乗るともう片方の景色が楽しめて、二度楽しめます!!」とのこと。
「観覧車を2輪にする意味なくね?」
ただ、最後の最後にジンさんの観覧車爆破によって観覧車を転がすシーンがあるので、あれを考えると観覧車は2輪にするしかなかったですね。また、観覧車内でバトルを繰り広げるシーンも数多くあり、2輪じゃなければ物語をあそこまで膨らませることはできなかったでしょう。素晴らしい建築物のアイデアに感動の涙が止まりません。
素晴らしい舞台設定だったと、見終わってみれば感じます。アホだけど。
から紅の恋歌(ラブレター)(2017)
お勧め度 :★★★★★
ストーリー:★★★★
ギャグ :★★★★★
動機 :★★★★★
爆発力 :★★★★★
通称:からこい
平次と和葉のラブストーリー的なやつです。この映画、結構女の子ウケが良かった印象で、実際に観てみたらたしかに、、、となりました。最後の「手離したら殺すで!」とか、めっちゃ女の子は好きらしいじゃないですか。実際あの状況であれだけ堂々とされると頼もしいですよね。男が頼もしくあり、女の子はそれを頼る。昨今の男女平等のジェンダー感なんぞガン無視して、みんなの大好物を描いた作品で好感が持てます。口ではなんと言っていようが、女の子は頼れる男が好きなのです。
で、話を映画に戻すと、基本的に爆発シーンが多かったり、コナンくんの無茶な服部と和葉の救出劇があったりと、カルタを題材にした作品にしては迫力があるシーンが多いです。テレビ局のアンテナでぐるぐる回って川に飛んでいくコナンくん、面白すぎますね。「え?そうなる?」感
ちなみにこの時、結構な高さから川に飛び込む計画を立てていたコナンくんですが、映画終盤の決勝戦のヤグラの崩壊時に服部は「この高さから水に飛び込むのは危険や!コンクリみたいなもんや!」って言ってて真剣なシーンで爆笑してしまいました。なんで笑かしにきたん?💧同じ映画でその大がかりな二段構えのギャグを真剣シーンに配置するのやめてもらっていいですかね。
名頃先生を殺害した犯人は、爆破犯の奥さんでしたが、名頃先生可哀想すぎて泣けましたね。ただただ褒められたくて頑張ってきたら好きな人に殺害される。どんな人生なんだ。そっちの話が悲しすぎて、気持ちが落ち込んでからの水面コンクリのギャグと「手離したら殺すで!」と倉木麻衣の名ED。最後の15分くらいは感動のジェットコースターです。観てない方には是非勧めたい作品となっていました。
ゼロの執行人(2018)
お勧め度 :★★★
ストーリー:★★
ギャグ :★★★★
動機 :★★★
通称:ゼロしこ
今作が僕の中で少し低評価気味の理由ですが、ベイカーストリートや絶海の名探偵と共通点があり、それが大きかったです。そう、「説明パートが長い」ことです。検事と警察と公安と弁護士と協力者があーだこーだと関係してきていて、「別にそういうのはコナン映画に求めてへんなぁ」などと思ったり。ここまでややこしくした理由は安室の「自分たちで犯した法は自分たちで処理する。それが公安」を言わせたいが為だというのは理解はできますが、、、
「安室は人殺しだ」と風間さんに言わせたり、毛利のおっちゃんを犯人にしたりしたせいで、安室さんについてあまり詳しくない状態でこの映画を観ていた僕からすると「ガチで安室悪い奴なのでは?もう汚名返上のしようがなくね?」という気分で見ていたので、後半に色々と弁明パートに入りましたが、全部「え?だから?」感が強くて納得できませんでした。
でも、なんせコナン映画なので安定した面白さは確保できています。アクションもド派手で楽しいは楽しいです。
ちなみに、エンディングの福山雅治さんの「零 -ZERO-」と、バックの工場地帯の風景はめっちゃ良いと思いました!◎
紺青の拳(フィスト)(2019)
お勧め度 :★★★★★★
ストーリー:★★★★
ギャグ :★★★★★★
動機 :★★★
爆発力 :★★★★★★
通称:こんフィス
個人的コナン史上1番の推し映画は紺青の拳になります。バカ映画です。あまりにもギャグが多いので気軽にカップルや家族で観て楽しんでください。家で観ていれば一生ツッコミを入れることができます。
舞台がシンガポールということもあり、映画内で描かれる風景・背景を全て楽しめます。海外の観光地いいですね。EDでは現地に取材しに行った際に撮ったと思われる映像が流れますが、本当に良いです。海外による非日常感も相まって劇場版っぽさもピカイチです。(昔のコナン映画って劇場版感がないのも多かったですよね)
最後にマリーナベイ・サンズの船をコナンくんの案でキッドがぶち壊して滑り落とさせましたが、あの計画必要でしたか??映画の視聴者は楽しめますが、普通にただのテロ行為ですよね?でも僕は楽しかったのでヨシとしておきます。寧ろ最高でした!!!
また海外が舞台の映画を製作してほしいですね。ニューヨークとか、パリとか、(ゲームじゃない)ロンドンとか。どうでもいいけど筆者はアラモ砦が好きなので、サン・アントニオやテキサス州を舞台にしてくれると嬉しいです。(絶対にあり得ない)
ちなみにこれの次の映画の『緋色の弾丸』では開幕アメリカのデトロイトでの殺人のシーンから物語がスタートするので、僕はめちゃくちゃ心高ぶらせましたが、そのシーン以外は全て日本での話だったので勝手にガッカリしておりました。
緋色の弾丸(2021)
お勧め度 :★★
ストーリー:★
ギャグ :★★★
動機 :★
通称:ひいだん
残念ながら評価低め。犯人には覇気がありませんし、動機もしょうもない!FBIとか公安はすぐに情報遮断して周りを混乱に巻き込むのでダメです。笑 赤井さんにリニア上の犯人をスナイプさせたかっただけの話だろうなというのがなんとなく伝わってくる映画でした。
良かった点は↓下記2点です。
灰原哀の「だって子供だもの」。
『戦慄の楽譜』では「私 子供じゃないから」などと言っておりましたが、13年の時を経て哀ちゃんも大人になったようです。
犯人の影が白シャツジャケットフォーマル姿でいるのを劇場版で見れるのは今作だけ!笑
ハロウィンの花嫁(2022)
お勧め度 :★★★★
ストーリー:★★★
ギャグ :★★★★★
通称:ハロはな
安室さんが首輪付けられて身動き取れないくせにコナン君の前で偉そうに座って事件解決の依頼をして「健闘を祈るよ」と言っているのが面白すぎます。映画で安室さんって思ったより活躍しませんよね。あと風間さんは『純黒の悪夢』、『ゼロの執行人』に続き今作でも怪我してて笑っちゃいました。負傷キャラですか?笑 彼のことも今作で好きになっちゃいました。笑
OPが歴代でも一番力入ってそうですよね。(画面がごちゃごちゃしすぎて、コナン映画初見さんは話の内容が全く頭に入ってこなさそうですが)
結婚しようとした相手がこんなこと↓言い出したらトラウマになってまう。
コナン映画では刑事が悪く描かれることって基本無いですが、今作でもこんなことがあったのに最後には冷静に事件の解決と後処理の為に行動していた村中さんのメンタル強すぎですね。おっちゃんも灰原を守る為に道路に飛び出しましたし、ほんとこの作品の刑事さんたちはみんなカッコ良くて好きです。
黒鉄の魚影(サブマリン)(2023)
お勧め度 :★★★★★
ストーリー:★★★
ギャグ :★★★★★★
これもバカ映画です。ジンさんとウォッカに対するツッコミが止みません。
また、個人的にはこの映画に出てくるオリジナルキャラのピンガが好きなのでかなり推せます。蘭とも互角にやりあえて、変装・スパイの達人で組織No.2の右腕らしいピンガさんは、組織にとってかなりの戦力となっていたに違いありません。
そのピンガさんをラストであっさり見捨てるジンさん。マジ?ジンもスパイだろ。笑
スパイまみれの組織の動きを観るのがあまりにも面白い今作。スパイに丁寧に潜水艦からの脱出方法を再度教えるウォッカさん(優しい)。一番真面目に組織に貢献していたピンガさんが不憫すぎる。バリおもろいのでお勧めです。
また、ベルモットが老若認証を欠陥持ちシステムであるとミスリードしたのは、灰原とコナンを助ける為だけでなく、自分自身にも影響が及ぶからみたいです。僕はあんまり原作の方を確認できていないので知らないのですが、ベルモットは老若認証システムを使われると困っちゃうらしいです。
おかげでジンさんのこの↓名言が聞けました。ありがとうベルモット。
灰原哀の「もう帰る場所が無い」の流れは、『天国へのカウントダウン』での灰原の話を観た後だとなかなかくるものがありました。まだ観てない方は是非そっちも観てください!お勧めの作品です。
100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024)
お勧め度 :★★★★
ストーリー:★★★★
ギャグ :★★★★
動機 :★★★
こ、これは……!!ゴールデ○・カムイですね。好きです。ありがとうございました。
ゴールデ○・カムイのパクり疑惑が出てくるストーリーなので、まぁ楽しかったです。途中ところどころ推理パートが分かりづらくて私は置いて行かれてしまったのですが、刀を集めて宝の在りかを探すという話の展開はやはり良いですね。ワクワクします。
最後に宝を見つけた結果、「こんなものの為に。。。トホホ」エンドも在り来たりではありますが個人的には好きです。
また、キッドが出てくることもありギャグ色が強い作品だったかなと思います。
欠点があるとすれば、知らないキャラがめちゃくちゃたくさん出てきたところです!!(それでもだいたい話は分かるし楽しめますが)服部周り、キッド周りのキャラで知らないのがわんさか出てきましたし、最期のハゲも何者か分からず終いでした!!笑
締め
いや~、コナン映画面白すぎですね。昔はあんまり好きじゃなかったんですが、大人になってから全部見ると歴代を通してのアニメ映画の完成度の高さはドラえもんやしんちゃんを遥かに超える面白さになっていると思いました。ハズレ映画がほとんどないんですよね。ランキングが低い映画も、コナン映画の中では順位が低いというだけで、一定の面白さは全ての映画で確保できていると感じました。
というわけで、コナン映画を全て観たので、次はコナンのアニメの重要回も全部見ちゃおうかなと言う感じです。あまりにもコナン面白いので、アニメの方にも興味が湧きました。では、アニメ見てくるので今回はこの辺でさようなら。
お わ り
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